今さら聞けない「差し色」の使い方

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今さら聞けない「差し色」の使い方

モノトーンやベーシックカラーを中心に少ない色数でシンプルにまとめたコーディネートは、大人っぽく上品な印象でメンズカジュアルの基本とも言えます。しかし、大きな失敗は少ないものの、なんとなく物足りない感じになりがちな面も否めません。無難なコーディネートを一段格上げするために、ぜひ「差し色」を活用してみましょう。

コーディネートの幅がぐっと広がる

メンズカジュアルの場合、やはり女性と比べると全体的に色合いは地味めになりがちです。アイテム自体、落ち着いたカラーのものが中心で、華やかな色柄のものはそれほど多くありません。ワードローブを眺めてみても、白・グレー・黒・ベージュ・ブラウン・カーキ・ネイビーといった色が大半を占めているという方が多いのではないでしょうか。

そういった色の組み合わせであればどのアイテムとどのアイテムを合わせてもまとまりやすいですが、反対に言えば、ぱっと目を引くような印象的なコーディネートにするのはかなり難しかったりもします。街中などでよく観察してみると、「おしゃれだな」と思う人はどこかに「差し色」を取り入れていることが多いことに気づくかも知れません。差し色をうまく使えると、毎日似たり寄ったりだったコーディネートに個性が生まれ、ファッションがもっと楽しくなります!

差し色を使うコツ

まずは、ベースとなるコーディネートを1色または2色の最小限のカラーでまとめます。黒いシャツとパンツ、白いTシャツとブルージーンズのような、ごくシンプルなイメージです。

そこに、スニーカーやバッグなどの小物で「差し色」を入れます。赤や青など、思い切って鮮やかな色を取り入れてみましょう。これだけで、コーディネートがぐっと印象的になります。

このとき、注意してほしいのが「差し色は一点のみ」ということです。真っ赤なスニーカーに鮮やかな緑のバッグのような、目立つ色のアイテムを複数投入してしまうと、ごちゃごちゃしてまとまりのない感じになってしまいます。

それから、差し色はコーディネート全体に対して小さめの面積になるように入れたほうがうまく行きます。感覚的には、全体の1割〜2割程度にしておくのが良いでしょう。差し色を小物で取り入れるのがおすすめなのはこのためです。もしTシャツなどで差し色を取り入れるのであれば、上にベーシックな色のシャツやパーカーを羽織り、差し色の見える面積が小さくなるよう調節するのがおすすめです。

差し色は鮮やかな色、とは限らない

差し色といえば、真っ赤や真っ黄色のようなインパクトのある色というイメージがあるかもしれませんが、実はそれだけではありません。優しくふんわりとしたパステルカラーなども、差し色として活かすことが可能です。

例えば、黒ジャケット・黒パンツの組み合わせに、淡い紫色のTシャツをインナーとして覗かせると、柔らかな色のTシャツが目を引く「差し色」として機能するのが分かると思います。ピンクや紫のような女性的なイメージの色を差し色として活用できると、かなりのメンズカジュアル上級者ですね。

男性でも比較的挑戦しやすい暖色系の差し色としては、テラコッタやサーモンピンクなどオレンジ系の色が挙げられます。特にテラコッタはデニム系のアイテムとも相性が良く、ブラウンに近い感覚で気軽に取り入れられるのではないでしょうか。まずはテラコッタ色のTシャツを1枚買ってみて、手持ちのアイテムにどんな風に効かせるとバランスがいいかいろいろ試してみるのも良さそうです。

いろいろな差し色を試してみよう

差し色はコーディネートの決め手となる要素だけに、しょっちゅう同じアイテムを使っていると「あのいつも赤い靴履いてる人」というようにイメージが固定化してしまいがちな面もあります。Tシャツやソックスなど、比較的手頃な価格のアイテムでいろいろな色を用意しておくと、マンネリ化せずにいつもの服を違った印象に見せていくことができます。ぜひ、挑戦してみてください!

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