脱・部屋着。スウェットやパーカーを着こなすポイント

ストリートカジュアルの定番アイテムとして挙げられるものにスウェットやパーカーがあります。すでに何着も持っている、今日も着ているという方も多いですよね。真夏こそ出番は少ないかもしれませんが、秋・冬・春と着る機会も多いですし、着心地も快適なので日々のファッションには欠かせません。実際に街を見てもスウェットやパーカーを着ている人は数多くいますが、おしゃれに着こなしている人もいれば、残念ながら部屋着のような印象になってしまっている人もいます。

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大切なのは清潔感とサイズ感

スウェットやパーカーがいまいちな印象になってしまう最大の原因は、清潔感不足です。見た目の清潔感を左右するのは、実際にその服がきちんと洗濯してあって衛生的かどうかということだけではありません。表面に毛玉ができている、袖口や裾のリブが伸びている、全体的なシルエットがへたっている…といったことで、なんとなく清潔感にかける印象を与えてしまうのです。

どんなに良質なものであっても、同じスウェットやパーカーを何年も清潔感を失わずに着続けるのは難しいです。ずっと着続けているとどのあたりでダメになったか気づきにくいですが、数年着たものを新品と見比べてみるとやはり「これはもうないかな」と感じるのではないでしょうか。ついつい頻繁に着てしまうアイテムだからこそ、ときどき見直すようにしたいですね。

サイズ感も重要です。スッキリ見えるジャストサイズか、こなれ感のあるオーバーサイズか、狙いどころをはっきり決めて選びましょう。中途半端なサイズのものだと、どうしても「とりあえず適当に着た」印象になってしまいます。ストリートカジュアルなら特に、オーバーサイズを狙うならちょっとやりすぎかなというくらいのビッグシルエットのものを選んだほうがおしゃれです。

色やディテール、合わせるアイテムもチェック

スウェットやパーカーの定番カラーといえばグレーですが、部屋着っぽい印象の強い色でもあります。あえてグレーではなく、ホワイトやブラックを選ぶと締まった印象になるのでおすすめです。また、今はインパクトのある明るいカラーのものやくすみ系カラーのものなど色展開も豊富です。ビビッドなイエローやピンクなどのスウェットやパーカーを選んでみても面白いのではないでしょうか。

もちろん、ストリートカジュアルらしい大胆なプリントの入ったものを着こなすのも良いですね。ブランドロゴなどの定番系はもちろん、ちょっと90年代を意識した「ダサかっこいい」系を狙ってみるのも今っぽいです。また、フードの紐やジッパーなどのディテールがさりげなく凝ったデザインのものを選ぶのも良いですね。

冬場に着る場合は特に、生地の厚みもチェックしたいところです。薄手のものだとどうしても繰り返し着るうちにくたびれた感じになりやすいので、しっかりとした肉厚な生地のものを選ぶほうがよいでしょう。

もちろん、スウェットやパーカーを何に合わせるのかという点によっても印象は大きく変わります。適当にあったものを着た、という感じにならないよう、どこかに主張のあるコーディネートにしたいものです。例えばデニムと組み合わせるのであれば、インパクトのあるプリント入りのパーカーにベーシックなストレートデニムを合わせる、もしくはダメージ加工のデニムなど目を引くデザインのボトムスにシンプルなパーカーを合わせる、といったように、トップスとボトムスのどちらかにこだわりの感じられるアイテムを持ってくると好印象です。もちろん、ファッション上級者ならパンチの効いたアイテム同士の組み合わせにもぜひチャレンジしてみてください。

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