ストリートカジュアルのルーツは1970年代ニューヨークのヒップホップ文化と考えられています。ヒップホップというとまず音楽ジャンルを思い浮かべる方が多いですが、DJ・ラップ(MC)・ストリートダンス・グラフィティがヒップホップの4要素と言われ、音楽やファッションだけにとどまらない総合的なカルチャーと考えられています。
今回は、ストリートカジュアル好きならぜひ知っておきたいヒップホップカルチャーの要素のひとつ、グラフィティ(ストリートアート)について紹介します。
ストリートアートとは
ストリートアートとは、建物の壁など公共的な場所で制作されるスプレー塗料やステンシルなどを用いて描かれる作品を指します。都市部などで実際に高架下などに描かれたものを目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
管理者や施設所有者に許可を得て描いたものについてはアートとして一定の市民権を得られつつある反面、無許可で行われている大半のものについては迷惑行為・器物損壊行為として犯罪とみなされるケースも少なくありません。
最近話題のストリートアーティストといえばやはりバンクシーです。2019年1月に東京・港区の防潮扉に描かれたネズミの絵がバンクシーの作品ではないかと話題になりました。匿名で活動しており謎の部分が大きいアーティストですが、ヒップホップカルチャーやストリートカジュアルに関心のない層でもバンクシーの名前なら知っている・聞いたことがあるという方が多いと思われます。
新型コロナの第一波が猛威を振るっていた2020年5月に病院に寄贈された「ゲームチェンジャー」という作品は医療従事者をテーマにしたもので、のちにオークションでバンクシー作品として過去最高額の1670万ポンド(約25億円)で落札されました。
代表的な作家
バンクシー以外にもストリートアートの代表的な作家を3人紹介します。
キース・ヘリング
1980年代アメリカの代表的なアーティストで、ストリートアートの先駆者と呼べる存在です。くっきりとしたシンプルな線と明るくポップな色使いの作品は日本でもよく知られていて、作品をあしらったTシャツやポスターが売られているのを目にする機会も多いです。山梨県にある中村キース・ヘリング美術館には約300点の作品が所蔵されており、多くのファンが足を運んでいます。
キース・ヘリングの名前が広く知られるきっかけとなったのは、80年代初頭にニューヨークの地下鉄で行ったサブウェイドローイングと呼ばれるグラフィティアートです。地下鉄の通勤客のあいだで評判となり、やがて各地で展覧会が次々と開催されその名前は国際的にも知られるようになりました。
インベーダー
フランス出身のアーティスト「Invader(インベーダー)」は、「ドット絵」をモデルとしたモザイクで知られています。世界中に約4,000点もの作品があり、東京にも138点があるとされています。ただし、一部には撤去され現在は見ることができないものもあります。
渋谷の某所に正方形のタイルを並べて描いた鉄腕アトムの絵、恵比寿駅付近に描かれた白いインベーダーなどは、東京近郊にお住まいの方なら目にした機会があるかもしれません。
バスキア
ニューヨーク・ブルックリン生まれのジャン・ミシェル・バスキアは、ストリートアートを芸術に高めたアーティストとして知られています。ZOZO創業者の前澤友作氏が作品を123億円で落札したことでも注目を集めました。ジャズやヒップホップ、人種問題など黒人アーティストならではの主題を多く扱い、黒人だけでなく多くの人の心を動かす作品を生み出しました。
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INFORMATION |
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ブランド | MODISH GAZE |
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素材 | 綿100% |
生産国 | 中国 |
サイズ | (M)身幅:67cm、身丈:73cm、肩幅:63cm、袖丈:22cm (L)身幅:70cm、身丈:76cm、肩幅:66cm、袖丈:23cm |
備考 | 個別袋入り |
